秋の味覚
こんにちは。自然をこよなく愛する男、海山です。
だいぶ秋らしくなってきましたね。季節の変わり目は風邪を引きやすいので要注意です。
さて食欲の秋といいますが、皆様は何を想像するでしょうか、
秋刀魚、栗、サツマイモ、柿・・・と色々ありますが、私は「イカ」でございます。
9~11月は海でイカが釣れるのです。というわけでイカ釣りに行ってまいりました。
江戸時代から続く伝統釣法
イカ釣りの道具“エギ(餌木)”
こちらの、エギ(餌木)と呼ばれる疑似餌でイカを狙います。魚やエビを模した形をしています。
このエギを海の中で動かして、生きているエサに見せることで、 お腹を空かせたイカが飛びついてくるのです。
もともとは木製なのですが、最近はプラスチック製が主流です。
このエギですが、日本古来のものでその歴史は江戸時代中期までさかのぼります。
起源にも諸説あるのですが、漁師さんが船から落とした松明にイカが抱きついたことから始まったとされています。
技術や道具は進化してるのに、基本的な釣り方は400年以上も変わっていないのです!
さあ釣るぞ!
イカは夕方~夜が釣れるので、日が傾く頃から釣り開始です。
エギを海に投げて、釣竿をあおることでエギに動きをつけます。
しばらくすると、手ごたえあり!
釣れました!アオリイカといいます。高級魚でございます。生きているイカは透明で模様がキラキラしていてきれいです。
その後もアオリイカを一杯追加!
合計2杯釣ることが出来ました。
帰宅後、釣ってきたアオリイカをお刺身にしました。新鮮なので身が透き通っています。
口の中に旨みがひろがります!
う、うますぎる!とっても甘い!ねっとりとしていて歯ごたえも最高です!
新鮮なものを食べられるが釣りの醍醐味のひとつでもあります。
きっと江戸時代の釣り人も同じことを思ったのでしょう。
この味が忘れられないので、またイカを釣りに行きたいと思います。