じいちゃん!ヘルプ!!
将棋。。
こんにちは!お客様へのお届け商品を梱包している 3人のとーちゃん平蔵です!
最近、家に帰ると、長男(4年生)に言われます!
「とーちゃん!将棋やろう!!」
以前は、「いいぞ~!少しは強くなったか!?とーちゃんが勝っちゃうから飛車、角なしでもいいぞ!」
なんて言ってました。
(決して強いわけではなく、コマの動かし方を覚えたばっかりの息子に負けるはずもなく。。)
ここ数日、「将棋やろう!」と言われても
「宿題やったのか?明日の準備は?風呂は入ったのか?歯磨きしたのか?」など
理由をつけてやってません。
なぜなら、この前、負けそうになったからです!
自陣に相手の飛車と角が成って防戦一方でした。
長男が1手ミスしたことをいいことに
「待った!待った!」と何回か言ってましたが、
「男は待ったなんかしないんだよ!待ったはナシなんだよ!!」と
大きな声でムキになり!
何とか勝利!!!何とか勝利!!
(次やったら負けそうだな。。)
昔は
元々、私は将棋が強いわけではなくむしろ弱いです。
小学校1、2年生ぐらいに将棋を親父に教えてもらい、
それから学校の休み時間や親父とよくやりました。
親父がいたころの日曜日の午前中はいつもNHKの将棋。
(この時間嫌だったな。。アニメが見たかった。。)
そんな中でも唯一の楽しみがありました。
今でこそバラエティーで活躍している、ひふみんこと加藤一二三さんが登場する日でした。
親父と私の中ではスーパーヒーローでした!!
加藤一二三さんが出演していると必ず親父は言います。
「加藤一二三は音が違うんだよ!おい!ちょっと将棋盤を持ってこい!!」といい
意味もなく駒を盤に力強く指し音を立てます!!
何回も何回も!!
番組が終わるまで。。
そして加藤一二三さんが1手指すごとに親父と二人でその音を聞き!
「お~!スッゲー音だね!!」といい自分たちも力強く音を立てます。
そんなことばかり教えてくれた親父でした!
今思うと、結局1回も勝てなかったな~~。。
そうなんです。親父は負けたら駄目なんです!!
本屋さん
負けられない私は本屋の将棋コーナーへ!!
いろいろな本が並んでいます。
3手詰め、5手詰めの詰将棋
矢倉、美濃囲い、棒銀の陣形
序盤の進め方、中盤の進め方などなど。。
欲しいのは『勝つ将棋の方法!』
しばらく探していると流行のものを見つけました。
待てよ!!これだったら最初から詰将棋ということか!?
これだったら考えることも少ないからいいかも!!
この9マス将棋の横には参考書!!(羽生さん推薦!!)
これだったら負けないかも!
帰宅の電車で少し読み、いざ対決です!!
対決!!
「9マス将棋!買ってきたぞ~!」
「いいね~!!」と言われ親父のメンツをかけての勝負!
2、3回かやっていると薄々感じました。(先手がかなり有利)
それからまた、2、3回やった時に長男が一言。
「やっぱり普通の将棋のほうがいいね!」
(折角、羽生さん推薦の本まで買ったのに。。。
まだほとんど読んでないんだぞ!!)とは言えず。。
翌日「とーちゃん、本まで買ったの!もったいない!」
親父のメンツにかけて!!負けるわけにはいかんのですよ!
そんな話を社内でしていると
「チェスはどうですか!?」
「その手があった!」と笑ってました!
頼む、じいちゃん助けて~~