一期一会としゃぼん玉

こんにちは。千葉です。

レミントンで商品を購入いただいた方にお送りしている一通のはがき。
皆様は覚えていますか？

「一期一会 あなたとの出逢いに心からありがとう」

素敵な言葉ですよね。

この一期一会という言葉で私には思い出す方がいます。
あれは数年前に新小岩の古びたスナックで出会ったおっちゃん・・・

白いズボンに真っ赤なシャツ、髪は金色で、浅黒い肌に光り輝く銀のアクセサリー。
恐らく50代中盤ぐらいでしょうか。
その強烈な個性を放つ出で立ちは今でも鮮明に思い出します。

私は友人と4人でお酒を楽しんでいたのですが
その強烈なおっちゃんの魅力にひかれ、恐る恐る話しかけてみると
とても気さくに話し返してくれて最後には一緒にカラオケを楽しんでいました。

そのときにおっちゃんが歌ってくれたのが
長渕剛さんの「しゃぼん玉」という歌です。
同名ドラマの主題歌だったので知っている方も多いのではないでしょうか。

私はその時初めて聞いたのですが、
おっちゃんの心というか生き様みたいなものを垣間見たようで
とても印象に残っています。

～♪～

「淋淋と泣きながらはじけてとんだけど
もっと俺は俺でありますように
いったい俺たちはノッペリとした都会の空に
いくつのしゃぼん玉を打ち上げるのだろう」

～♪～

もちろんそれ以来会うことはありませんでしたし
今後会うことも恐らくないのだろうと思いますが
今でもこの「しゃぼん玉」という歌を聴くとあの日のおっちゃんのことが思い出されます。

おっちゃん「若者たち、楽しく生きろよ！」

あの日歌ってくれた「しゃぼん玉」のように
自分は自分らしく、生きた証をしっかり残せるよう生きていきたいと思っています。